生理痛(月経困難症)は個人差があるものの、9割の女性が多かれ少なかれ経験すると言われています。 月経時に腹痛、頭痛、腰痛などの疼痛を認めることが多く、 更には吐き気や目まいなどが起こることもあり、日常生活に支障をきたすことも。毎月の生理が辛くて憂鬱な方も多いでしょう。
生理痛には大きく分けて、「機能性月経困難症」と、「器質性月経困難症」の2種類あります。
生理痛(月経困難症)は個人差があるものの、9割の女性が多かれ少なかれ経験すると言われています。 月経時に腹痛、頭痛、腰痛などの疼痛を認めることが多く、 更には吐き気や目まいなどが起こることもあり、日常生活に支障をきたすことも。毎月の生理が辛くて憂鬱な方も多いでしょう。
生理痛には大きく分けて、「機能性月経困難症」と、「器質性月経困難症」の2種類あります。
機能性月経困難症は、子宮や卵巣に特別な原因がないのに生じる強い痛みで、10代や20代の女性に多く見られます。子宮の出口が狭いことや、プロスタグランジンという筋肉を収縮させる物質が過剰に出るために子宮が収縮しすぎる事が原因と言われています。
器質性月経困難症は、子宮筋腫や子宮内膜症などの原因疾患を伴う生理痛の事で、多くは20代後半から見られます。生理の数日前から生理後まで痛みが続く事があります。
東洋医学では、生理痛は、主に以下の原因が重なり合って起こると考えられています。
鍼灸と漢方は、体のバランスを整え、冷えを改善し、ストレスを軽減するなど、 様々な方面からアプローチして、痛みの改善と体質改善を目指します。生理中の鍼灸も問題ありません。その場で生理痛が楽になることが多いです。 あまりにひどい時は、一度産婦人科で診てもらいましょう。西洋医学とも並行し、鍼灸治療でより質の良い生理を目指すことができます。